一度離れたObsidianを、もう一度使うようになった理由

Obsidianを使い始めたとき、はじめは使いづらいと思いました。

自由にカスタマイズできるし、プラグインもたくさんあります。
けれど、その自由さゆえに、自分に合う使い方を探すことに夢中になってしまって、
本来の目的からずれてしまっているように感じました。

本当はメモを残したり、整理したりしたかったはずなのに、
いつの間にか、使いやすい環境をつくることが目的になっていました。

その探索に疲れて、一度Obsidianから離れました。

そして最高のノートアプリの旅に出ることになります。

旅を終えて、今はまた、Obsidianを使っています。
戻ってきた理由は、AIとの付き合い方を考えるなかで、自分の記録をどこに、どんな形で残したいのかが見えてきたからです。

目次

記録するより、使い方を探していた

さまざまなノートアプリの探索から、シンプルな記録へ

Obsidianを離れてからは、Notionを使い始めました。

そこそこ活用していたと思います。
ただ、ここでも使い方を探している時間が多いことに気づきました。

どう整理すればいいか。もっと便利な使い方はないか。

ツールは変わっても、自分がやっていることはあまり変わっていませんでした。

AIと一緒に、日々の記録を振り返りたい

その後、AIに夢中になりました。

AIと一緒にメモやノートをつくることが面白くなり、Googleドキュメントで日々の記録をつけ始めました。

きっかけは、NotebookLMと組み合わせた振り返りに、可能性を感じたことでした。

記録を残すだけでなく、それをAIと一緒に読み返します。
自分では見落としていたことや、繰り返し考えていることを客観的に指摘してもらう体験が、
とても新鮮で面白く、未来を感じました。

Googleドキュメントはシンプルで、記録を始めるのも簡単でした。
けれど、しばらくするとまた「もっと自分に合うものはないか」と探し始めました。

いろいろ試して、求めているものが見えてきた

Heptabase、Scrintal、Apple純正のメモ、OneNote、Craft、Simplenote、Bear。
そのほかにも、いろいろ試しました。
「ノート作成 アプリ」で検索したら出てくる、
巷のノートアプリのほとんどを試してみたと言っても過言ではありません。

それぞれに良さはあったけれど、「これだ」と思えるものには、なかなか出会えませんでした。

なかでもHeptabaseは年間契約をして使ってみました。
ただ、自分にとっては、日々の記録を積み重ねる場所というより、
思考を整理するためのツールとして使うのがよさそうだと感じました。

Craftも勢いで課金したものの、ほぼ使わずに終わりました。笑

試していくうちに、気になり始めたのが、データの持ち方でした。

自分が残した記録なのに、特定のサービスの中に預けている感覚があります。
別のAIと一緒に使いたくなったとき、その都度取り出し方や連携方法を考えることになります。

自分が一番求めていたのは、GPTやClaudeなどのAIと、できるだけ手間なく記録を扱えることでした。

そのためには、記録が自分の手元にあることが大事なのではないか。そう考えるようになりました。

AIが変わっても、記録は使い続けたい

手元のノートを中心に、複数のAIとつながるイメージ

ここで、Obsidianの見え方が変わりました。

ノートをローカルのファイルとして、自分で持っておけます。
以前はあまり意識していなかったその特徴が、今の自分には大きな意味を持つようになりました。

Claude、GPT、Gemini。使うAIやエージェントは、これからも変わっていくと思います。

そのたびに記録の置き場所まで変えるのではなく、記録は自分の手元に残し、必要に応じて使うAIを選びたいです。

特定のサービスだけに閉じない、ほかの環境でも扱いやすいファイル形式で残しておく。
その大切さを感じて、もう一度Obsidianを使うことにしました。

今度は、プラグイン探しを目的にしない

戻ってきたからといって、以前と同じ使い方をするつもりはありません。

今度は、プラグイン探しに時間を使いすぎないようにします。

まずはシンプルに記録を続けます。
そのうえで、本当に必要な機能が見えてきたら、Claudianを使い、AIの力を借りて自分でつくってみます。

タスク管理の仕組みは、すでに自分でつくりました。

これからは、ガントチャートやカレンダー連携などもつくっていきたいと思っています。
ただ、機能を増やすこと自体が目的にならないようにはしたいです。

以前は、先に理想の環境をつくろうとしていました。
私は色々なことに対して、形から入りがちで、その悪癖が出ていました。

今は、使い続けるなかで必要になったものを、少しずつ足していきたいと思います。

シンプルでも、続けられるものを

いろいろなツールを試して、ようやく自分が求めているものが見えてきました。

日々の記録を、自分の手元に残せること。
その記録を、使いたいAIと一緒に扱えること。
そして、無理なく続けられること。

自分にとって大事なのは、機能の多さや美しいUIよりも、この三つだと理解しました。

一度は使いづらいと思って離れたObsidianですが、今は使う理由があります。

シンプルでも、続けられるものこそ正義だと思います。

今度は使い方を探すだけで終わらず、日々の記録を積み重ねていきたいです。

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この記事を書いた人

フリーランスとしてPASを運営し、モーションデザインや映像制作を中心に活動しています。

映像をつくることだけでなく、情報をどう捉え、どう組み替え、どう伝えるかという「編集」に関心があります。

また、越境学習に関わる現場にも参加し、対話や問いを通じた学びの場づくりにも取り組んでいます。

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